ジムニーノマドは、タイヤサイズによってかなり印象が変わる車です。
特に5ドア化によってボディの全長が長くなったことで、タイヤサイズやリフトアップ量によって見た目の「バランス」が大きく変わってきます。
実際、ジムニーシリーズはタイヤ交換だけでも雰囲気が大きく変わるため、「まず最初のカスタムはタイヤ交換から」という方もかなり多いのではないでしょうか。
だけど、、
- 純正車高で履けるタイヤサイズは?
- バンパーへの干渉は大丈夫?
- 車検は通る?
- ATとMTどっちがいい?
など、タイヤ選びで悩むポイントも多いと思います。
そこで本記事では、実際にジムニー(JB64)で3度、ジムニーノマド(JC74)でもタイヤ交換を行ってきた経験も交えながら、ジムニーノマドにおすすめのタイヤサイズ(純正車高〜3インチUP)までをジムニーに初心者の方に向けて、ご紹介させていただきます。
ジムニーノマドのタイヤサイズと車高バランス比較

| タイヤサイズ | 純正車高 | 1インチUP 約25mm | 2インチUP 約50mm | 3インチUP 約75mm |
|---|---|---|---|---|
| 195/80R15 | ◯ 適切 | △ 小さめ | ◇小さすぎ | ◇小さすぎ |
| 215/70R16 | ◯ 適切 | ◯ 適切 | ◇小さすぎ | ◇小さすぎ |
| 185/85R16 | △ 大きめ | ◯ 適切 | ◇小さすぎ | ◇小さすぎ |
| 225/70R16 | × 干渉 | △ 大きめ | △ 小さめ | ◇小さすぎ |
| 235/70R16※ | × 干渉 | × 干渉 | △ 大きめ | ◯ 適切 |
| 225/75R16※ | × 干渉 | × 干渉 | ◯ 適切 | ◯ 適切 |
| 245/70R16※ | × 干渉 | × 干渉 | × 干渉 | △ 大きめ |
※対象のタイヤサイズになると、バンパーに干渉するため、ショートタイプのバンパーに交換が必要となります。
ジムニーノマドに「225/70R16」サイズのタイヤを純正車高で装着している事例やレビュー動画でも見かけますが、基本的にはバンパーへ干渉するリスクが高いため注意が必要です。
特にタイヤの銘柄によって実際のサイズ感は異なるため、純正車高で「225/70R16」サイズのタイヤを検討中の方は、事前にショップへ相談することをおすすめします。
また、人気のBFグッドリッチはKO2からKO3へマイナーチェンジされたことで、タイヤ幅が太くなっており干渉したという報告も出ています。
ジムニーノマドを純正車高で楽しむ

ジムニーノマドを純正車高で、バランス良く楽しむなら「215/70R16」がおすすめ。
見た目の迫力もしっかり出しつつ、
- 干渉リスクもなく
- 乗り心地も良く
- 車検の心配もない
そんな、バランスのとれたサイズ「215/70R16」は、純正車高のノマドには最適なタイタサイズだと思います。
ただ、見た目重視だと「225/70R16」を履かせたくなる気持ちもわかります。。
特にノマドは5ドアになり、ボディの全長が長くなっているため、225サイズ特有のムッチリ感やオフロード感との相性が良く、実際に装着している方も多く見かけます。
ただ、純正車高では「225サイズ」は、ギリギリのサイズでもあり、フロントフェンダー内側へ干渉する報告もよく見かけるのも事実。
なので、
- 快適性重視
- 干渉リスクを減らしたい
- 普段使いメイン
という場合は「215/70R16」のタイヤサイズ。
多少のリスクも理解した上で、見た目の迫力を重視したい場合「225/70R16」という選び方がおすすめです。
[215/70R16]サイズのおすすめタイヤ
- TOYO TIRES オープンカントリー R/T
- TOYO TIRES A/T Ⅲ
- BFグッドリッチ T/A KO3
純正車高の限界タイヤサイズを履かせたい

街乗りメインだけど、純正車高で大きなタイヤサイズ「225/70R16」を履かせたい。
そんな方も多いと思います。
ただ、上でも説明のとおり純正車高ではかなりギリギリのサイズ(アウト寄り)で、フロントフェンダー内側へ干渉するケースがあるのが現実。
その干渉対策のひとつとして、行われているのが「フェンダー内側下部にある泥除け部分の取り外し」です。
この泥除けは取り外し可能なパーツになっており、取り外すことで干渉リスクを多少軽減できる場合があります。
ただし、
- 車両の個体差
- タイヤ銘柄によるサイズ差
- ホイールサイズやオフセット
などによって条件も変わるため、「225/70R16」を純正車高で履かせる場合は、事前にショップへ相談した上で検討するのがおすすめです。
リフトアップで選べるタイヤサイズは広がる

リフトアップを行うことで、ジムニーノマドのタイヤサイズの選び方の幅はかなり広がります。
特に1〜2インチ程度のリフトアップでも
- 干渉リスクの軽減
- タイヤとフェンダーのバランス向上
- オフロード感アップ
など、見た目の印象はかなり変わります。
純正車高ではギリギリだった「225/70R16」も合わせやすくなり、さらに大径サイズのタイヤも視野に入ってきます。
ノマド1インチUPのおすすめタイタサイズ

1インチのリフトアップは、ジムニーノマドのバランスを大きく崩さず、見た目の迫力やオフロード感を自然に高めやすい人気のカスタムです。
純正車高では少しギリギリだったタイヤサイズも合わせやすくなるため、「見た目は程々に、普段使いの快適性を重視したい」という方にはかなり相性の良い仕様だと思います。
225/70R16はかなり人気の組み合わせ
1インチUPで特に人気なのが「225/70R16」です。
ノマド特有の長いボディとの相性もかなり良く、ムッチリ感、オフロード感、フェンダーとのバランスなど、良くなり、純正車高では干渉リスクが気になっていた(225/70R16)サイズも、1インチUPすることで、バランスよく仕上がります。
また、街乗りメインでも扱いやすく、
- 見た目
- 実用性
- 快適性
のバランスがかなり良いタイヤサイズだと思います。
クロカンらしさを出すなら「195R16」もおすすめ
細身タイヤ特有のクロカンらしさを出したい場合は、「195R16」も人気のサイズ。
特に、無骨感、クラシック感、本格オフロード感などを重視したい方にはかなり相性の良いサイズです。
また、細身タイヤはフェンダー内に収まりやすく、見た目のバランスも取りやすい印象があります。
個人的には「225/70R16 × 1インチUP」
個人的には、街乗りからアウトドアまでバランス良く楽しみたい場合、
「225/70R16 × 1インチUP」は、かなり完成度の高い組み合わせだと思います。
純正車高よりもタイヤの存在感がしっかり出つつ、極端なカスタムでないため、普段使いとの相性もかなり良い印象です。
また、2〜3インチクラスのリフトアップと比べると、比較的費用を抑えながらカスタムできるのも大きなポイント。
「見た目は程よく、コストや乗りやすさとのバランスも重視したい」という方には、「225/70R16 × 1インチUP」は、おすすめ出来る仕様です。
[225/70R16]サイズのおすすめタイヤ
- TOYO TIRES オープンカントリー R/T
- BFグッドリッチ オールテレーンT/A KO3
- YOKOHAMA TIRE ジオランダー M/T G003
ノマド2インチUPのおすすめタイタサイズ

2インチ程のリフトアップを行うと、ジムニーノマドのタイヤサイズ選びの幅はかなり広がります。
特に「225/75R16」「235/70R16」などの大径タイヤともバランスが取りやすくなり、より本格的なオフロードスタイルを楽しみやすくなります。
私自身も実際に「225/75R16 × 2インチUP」の仕様でジムニーノマド乗っていますが、長いボディとのバランスも良くなり、タイヤの存在感が一気に増した印象でした。
一方で、干渉対策、バンパー形状、車検、乗り心地など、純正車高とは違った注意点も増えてきます。
そのため、「どこまでカスタムするのか」イメージしながら、慎重にタイヤサイズは選びましょう。
実際の「225/75R16 × 2インチUP」の見た目や干渉、乗り心地については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

[225/75R16]サイズのおすすめタイヤ
- TOYO TIRES オープンカントリー M/T
- BFグッドリッチ マッドテレーン T/A KM3(LT)
- YOKOHAMA TIRE ジオランダー M/T G003
ノマド3インチUPのおすすめタイタサイズ

3インチ以上のリフトアップになると、ジムニーノマドの印象はさらに大きく変わります。
特に「235/70R16」「245系サイズ」「7.00-16」などの大径タイヤともバランスが取りやすくなり、本格的なクロカンスタイルを楽しみやすくなります。
また、フェンダーとの隙間も大きく確保できるため、迫力のあるタイヤサイズでも合わせやすくなるのが特徴です。
一方で、乗り降り、高速走行、乗り心地、燃費など街乗りでは気になる問題も増えてきます。
さらに、バンパー加工、足回りセッティング、構造変更などが必要になるケースもあるため、3インチ以上は本格カスタム向けの領域と言えると思います。
ATタイヤとMTタイヤおすすめは?

ジムニーノマドは、ジムニーシエラJB74よりも、約100kg重たくなっているため、出来るだけ軽いタイヤをのタイヤ選びたい。そんな方もきっと多いはず。
軽さを優先すれば「ATタイヤ」ですが、ゴツささ優先すれば重たい「MTタイヤ」となり、私自身もタイヤとホイール選びは本当に悩まされたひとりです。
見た目はもちろん、乗り心地やロードノイズ、街乗りでの快適性もかなり変わってくるため、使用用途に合わせて選ぶことが重要になります。
ATタイヤとMTタイヤの違い
| 種類 | 重量 | ロードノイズ | 街乗り | オフロード | 見た目 |
|---|---|---|---|---|---|
| ATタイヤ | 普通 | 少なめ | ◎ | ○ | ○ |
| MTタイヤ | 重たい | 大きめ | △ | ◎ | ◎ |
ATタイヤは街乗りとのバランス重視
ATタイヤ(オールテレーン)は、街乗りからアウトドアまで幅広く使いやすい、バランス型のタイヤです。
ロードノイズも比較的少なく、普段使いメインでも扱いやすいため、通勤はもちろん、ファミリー用途、長距離移動まで考えるなら、かなり相性の良いタイヤだと思います。
また、最近のATタイヤは見た目もゴツくなってきて、「見た目」と「快適性」を両立しやすいのが人気の理由ではないでしょうか。
MTタイヤは見た目と迫力が魅力
MTタイヤ(マッドテレーン)は、ゴツゴツしたタイヤパターンが特徴で、迫力ある見た目や本格的なオフロード感を楽しみたい方に人気があります。
特に、ジムニーならではの無骨感やワイルドな雰囲気を重視したい場合、MTタイヤの存在感はかなり大きいです。
一方で、ロードノイズ、乗り心地、燃費などはATタイヤより影響が出やすいため、街乗りメインの場合はその辺りも考慮したいポイントになります。
私が選んだタイヤ
私自身は、見た目の迫力とタイヤ重量のバランスを考えて、TOYO TIRESの「OPEN COUNTRY M/T」を選びました。
MTタイヤはどうしても重量が重くなりやすく、発進時の重さはもちろん、燃費、乗り味にも影響が出やすいですが、オープンカントリーM/Tは比較的MTタイヤにしては軽量なため、MTタイヤの中では扱いやすい印象があります。
MTタイヤのゴツゴツした見た目は好きだけど、重すぎるのはちょっと…。
そんな方には、おすすめできるMTタイヤだと思います。
特にジムニーノマドは、タイヤサイズが大きくなるほど重量差の影響も感じやすくなるため、見た目だけでなく「タイヤ重量」も意識して選ぶのがおすすめです。
よくある質問

- 純正車高で225/70R16は履ける?
-
履いている方も多く、装着自体は可能なケースが多いです。
ただし、「225/70R16」は純正車高ではかなりギリギリのサイズでもあり、フェンダー内側やバンパーに干渉するケースもあります。
また、タイヤ銘柄、ホイールのオフセット、車両の個体差などによって条件も変わるため、ショップへ相談した上で検討するのがおすすめです。
- ノマドにおすすめのタイヤサイズは?
-
街乗りからアウトドアまでバランス良く楽しみたい場合は、「215/70R16」がおすすめです。
見た目の迫力を出しつつ、乗り心地普段使いの快適性とのバランスが取りやすい定番サイズだと思います。
- タイヤ交換だけでも印象は変わる?
-
かなり変わります。
実際、ジムニー系はタイヤ交換だけでも車全体の印象が大きく変わる車です。
特にノマドは5ドア化によってボディが長くなっているため、タイヤサイズによって、見た目のバランスも大きく変わってきます。
ジムニーに乗ったら「まずはタイヤ交換からカスタムを始めたい」という方もかなり多く、タイヤはジムニーカスタムの満足度を大きく左右するポイントだと思います。
ジムニーノマド おすすめのタイヤサイズまとめ

ジムニーノマドは、タイヤサイズによって見た目や雰囲気が大きく変わる車です。
特に5ドア化によってボディの全長が長くなったことで、タイヤサイズやリフトアップ量によって見た目の「バランス」が大きく変わってきます。
その中でも、
- 普段使いとのバランス重視なら「215/70R16」
- 多少迫力も欲しいなら「225/70R16×1インチUP」
- 本格オフロード仕様なら「225/75R16×2インチUP」
このあたりの組み合わせは王道で人気のパターンになるかと思います。
実際、私自身もジムニーでさまざまなタイヤサイズを試してきましたが、タイヤ交換だけでも車の印象や満足度はかなり変わると感じています。
ぜひ、自分の理想のスタイルや使用環境に合わせて、タイヤサイズと車高をイメージしてカスタムを楽しんでみてはいかがでしょうか。






