【街乗りにオススメ】ジムニー 純正車高で履けるオフロードタイヤのご紹介!


街乗りがメインだけど、ジムニーらしいゴツゴツしたタイヤに憧れる!
でもリフトアップはしたくないし、純正車高のままで履けるオフロードタイヤってあるのかな?



もちろん、あります!
純正車高のままでも履ける、見た目も機能もバランスの良いオフロードタイヤが増えてきてるんです。
街乗り派でも安心して履ける「ジムニーらしいタイヤ」、しっかり選べば純正車高でもカッコよく決まります!
本記事では、JB64ジムニーの純正車高に対応したオフロードタイヤを厳選してご紹介します。
タイヤ選びで重要な「外径サイズ」の基準や、純正車高での限界サイズについてもわかりやすく解説!
実際に私が履いてきたタイヤのレビューも交えながら、街乗りもオフも楽しめる“ちょうどいい”タイヤ選びをお手伝いします!
タイヤ選びは“ジムニーライフの楽しさ”のひとつ!
私がジムニーを納車したその日に、さっそく純正タイヤから「BFグッドリッチ オールテレーンT/A KO2(215/70R16)」へ履き替え!ゴツめの見た目が気に入って、約1年間そのまま乗り続けました。
その後、「もっとワイルドに!」と欲が出てきて、2インチのリフトアップを決行。
車高に合わせて次に選んだのが、TOYO TIRES オープンカントリー M/T(225/75R16)。
リフトアップ量ともマッチしオフロード感もあって、約3年間愛用しました。
そして3回目のタイヤ交換では、タイヤのゴツゴツしたパターンの魅力にやられて、「YOKOHAMA ジオランダー M/T G003」をチョイス。
今思えば、ジムニーのタイヤ選びは「どんな風に走りたいか」「どんなスタイルにしたいか」がハッキリしてくるたびに変化してきたように思います。
ジムニー純正タイヤの基礎知識


ジムニーのタイヤ選びを始める前に、まずは純正タイヤサイズの基本情報を押さえておきましょう。
タイヤサイズの見方(例:175/80R16)
数字 | 意味 |
---|---|
175 | タイヤの幅(mm) |
80 | 偏平率(タイヤの高さ ÷ 幅 × 100) |
R16 | ホイールの内径(インチ) |
タイヤサイズの表記の見方としては、「175」がタイヤの幅で、「80」が偏平率を%で表し「16」がタイヤの内径をインチで表しています!また、タイヤ外径は、タイヤの直径(外側の端から端まで)の長さを表しています。
- 幅広で安定感のある175mm幅
- ホイールサイズは16インチとやや大きめ
- 偏平率80%で衝撃吸収性に優れた設計
ちなみに、軽自動車で人気の「ダイハツ タント」のタイヤサイズは155/65R14。
数字だけ見ると、ジムニーのほうがかなり大きなタイヤを履いているのが分かります。
…とはいえ、ジムニーのスクエアなボディと広いタイヤハウスに収まっていると、「意外と小さく見える」「もっと迫力が欲しい」と感じる方も多いかもしれません。
そんなときこそ、純正車高で履けるオフロードタイヤへの交換が選択肢に。
見た目をカッコよくしたい方は、次のセクションもぜひチェックしてみてください!
純正車高のジムニーが履ける3つの限界タイヤサイズ
- 185/85R16
- 195R16
- 215/70R16
ジムニー純正車高のタイヤ選びのポイントは「外径サイズ」
ジムニー(JB64)の純正車高でタイヤを交換する際に、最も重要になるのが“タイヤ外径”のサイズです。
ジムニーの純正タイヤサイズは「175/80R16」で、外径は約690mm。
一方で、純正車高で無理なく履ける限界サイズは以下のとおりです!
この外径720mmを超えるサイズになると、車体の個体差によってはハンドルを切ったときにフェンダーに干渉したり、タイヤがフェンダーからはみ出す(ハミタイ)恐れがあります。
最悪の場合、車検に通らなくなることもあるので、タイヤ選びではこの点に特に注意しましょう。
本記事で紹介するオフロードタイヤは、すべてこの外径基準(690〜720mm)に対応したモデルのみを厳選しています!
それでは早速、ジムニー純正車高に対応したおすすめのオフロードタイヤの種類を詳しく見ていきましょう!
オフロードタイヤの種類


ジムニーに合うオフロードタイヤは4タイプ!
オフロードタイヤにはいくつか種類がありますが、ジムニーに装着するなら主に以下の4タイプから選ぶことになります。
- マッドテレーンタイヤ(M/T)
- オールテレーンタイヤ(A/T)
- ラギッドテレーンタイヤ(R/T)
- ハイウェイテレーンタイヤ(H/T)
それぞれの特徴をしっかり把握して、自分の走行スタイルやライフスタイルに合ったタイヤを選びましょう!
①マッドテレーンタイヤ(M/T)


本格オフロード派におすすめ!
未舗装路や山道、泥道といった過酷な環境での走行性能を重視するなら、M/Tタイヤ一択です。
ゴツゴツしたパターンと泥はけ性能に優れ、走破性は抜群!
ただし、舗装路ではロードノイズや振動が大きく、乗り心地はやや犠牲になります。
「街乗りメインだけどちょっとオフも…」という方にはややハードかもしれませんが私はすぐに慣れました。
②オールテレーンタイヤ(A/T)


街乗りもアウトドアも楽しみたい人に最適!
A/Tタイヤは、オンロードとオフロードの「いいとこ取り」をしたバランスタイプ。
普段の街乗りはもちろん、キャンプや釣り、林道ドライブなどにも柔軟に対応できます。
私も初めてのカスタムタイヤとして選んだのが、BFグッドリッチのA/Tタイヤでしが、「万能で使いやすいタイヤがいい!」という方には間違いなくおすすめのタイヤです!
③ラギッドテレーンタイヤ(R/T)
見た目も機能もバランス良しの新定番!
R/Tタイヤは、M/TとA/Tの中間に位置する「ハイブリッド型オフロードタイヤ」です。
オフロードらしい無骨な見た目に加え、オンロードでの快適性もキープ。
特に人気なのが、TOYO オープンカントリー R/T(185/85R16)。
ホワイトレター仕様でジムニーとの相性も抜群、2020年のモデルチェンジ以降ジムニー乗りに大人気です!
④ハイウェイテレーンタイヤ(H/T)
静かで快適、街乗りメインならコレ!
舗装路や高速道路をメインで走るなら、H/Tタイヤがおすすめ。
グリップ力やウェット性能、静粛性に優れており、燃費や乗り心地重視の方に最適です。
ジムニーの純正装着タイヤ「ブリヂストン デューラーH/L」もH/Tタイプの一つ。
「見た目よりも実用性重視」「オフは行かないよ」という方にはピッタリです。
純正車高でOK!ジムニーにおすすめのマッドテレーンタイヤ(M/T)
YOKOHAMA ジオランダー M/T G003
タイヤサイズ:185/85R16(外径約720mm)
おすすめMTタイヤ: 3.5
- ガチなアウトドア&オフロード走行を楽しみたい人
- タイヤの見た目にもこだわりたい人
- M/Tタイヤのデメリット(うるさい・硬い)を少しでも抑えたい人
ジムニーの足元に本格オフロード感をプラスするなら、このジオランダー M/T G003がぴったり!
世界のオフロードレースで培ったノウハウをもとに開発された、ヨコハマのフラッグシップM/Tタイヤです。
特に注目したいのは、泥・岩・砂利といった悪路でのトラクション性能の高さ。
ゴツゴツとした無骨なデザインも、ジムニーの“ワイルド感”をさらに引き立ててくれます。
しかもこのモデルは、M/Tタイヤの中でも珍しく、一般道での静粛性や快適性も配慮された設計。
「本格オフロード仕様にしたいけど、街乗りもそれなりに快適にしたい」という方には嬉しい選択肢ですね。
純正車高でも履ける!おすすめオールテレーンタイヤ(A/T)


ジムニーらしい見た目と街乗りの快適性を両立したいなら、「オールテレーンタイヤ(A/T)」がおすすめ。
ここでは、純正車高(外径690~720mm)でも装着可能な人気モデルを2つご紹介します!
BFグッドリッチ オールテレーンT/A KO2
タイヤサイズ:215/70/16R(外径約708mm)
おすすめMTタイヤ: 4.5


ジムニー乗りから圧倒的な支持を集める定番タイヤがこれ!
ワイルドなトレッドパターンとホワイトレターの存在感で、足元から一気にオフロード感がアップします!他のタイヤと比べてやや重量はあるものの、見た目のカッコよさがそれを上回るレベルです。
走行中のロードノイズも気にならず、街乗りでも快適に使える万能タイヤです。
YOKOHAMA ジオランダーA/T G015
タイヤサイズ:185/85R/16(外径約720mm)
おすすめMTタイヤ: 4.0
- 見た目も性能もバランス良く両立させたい
- ホワイトレター付きのA/Tタイヤを探している
- 街乗りがメインだけど、アウトドアも楽しみたい


ヨコハマの人気シリーズ「ジオランダー」のA/Tモデルとして登場したG015は、オン・オフ両方に対応する万能タイヤ!2022年3月からは待望のホワイトレター仕様も加わり、見た目のカッコよさも一気にアップしました!
新しく採用されたパターンデザインにより、オフロード性能が向上!さらに、オンロードでのハンドリング性能や乗り心地の良さも両立されているため、普段使いでも快適に走れる点が魅力です。
A/Tタイヤは街乗り+アウトドア派にベスト!
どちらのタイヤも、純正車高のジムニーに無理なく装着できて、日常使いにもオフ走行にも対応可能な優秀モデルです。
- 見た目を重視するなら → BFグッドリッチ KO2
- バランス重視で選ぶなら → ジオランダー G015
自分のジムニースタイルに合わせて、ぴったりのA/Tタイヤを選んでみてくださいね!
純正車高で履けるジムニーおすすめRTタイヤ
TOYO TIRES オープンカントリー R/T
タイヤサイズ:185/85R16 (外径約720mm)
おすすめMTタイヤ: 4.5


「ジムニーらしいゴツさが欲しいけど、街乗りも快適にしたい」そんな両立派ジムニー乗りから支持を集めているのが、このオープンカントリー R/T(ラギッドテレーン)です。
人気の理由は「絶妙なサイズ感と見た目」
このタイヤの外径は約720mm。
純正車高のまま装着できる限界サイズギリギリで、フェンダー干渉の心配も少なく安心!そしてもうひとつ注目なのが、タイヤだけで約17mmの車高アップが見込める点。
たったそれだけでもジムニー全体のシルエットに迫力が出て、「リフトアップした?」と聞かれるほど見た目の印象がガラッと変わります。
バランス派にピッタリな“新定番タイヤ”
- M/Tタイヤのような無骨さ
- A/Tタイヤ並みの乗り心地
- そして、ホワイトレターの映え感もバッチリ!
見た目と実用性のいいとこ取りをしたいジムニー乗りには、まさに「最適解」のタイヤと言えます。
純正車高で履けるジムニーおすすめHTタイヤ
BRIDGESTONE デューラー H/L
タイヤサイズ:175/80R16 (外径約690mm)
おすすめMTタイヤ: 3.5


新型ジムニー(JB64)に純正装着されているハイウェイテレーン(H/T)タイヤが、このデューラー H/Lです。
舗装路での静粛性や乗り心地に優れており、通勤や日常使いなど街乗りメインの方にとっては非常に扱いやすいタイヤとなっています。
「迷ったらこれ」な安心の選択肢
「いきなりオフロードタイヤはちょっと不安…」「まずは純正の乗り味で様子を見たい」そんな方にとって、まずこのデューラーH/Lでジムニーの“素の性能”を体感するのも一つの選択です。
見た目に大きな変化は出ませんが、安定性と静かさは抜群なので、ジムニーを“移動手段+時々アウトドア”として使うライトユーザーには特におすすめです。
オフロードタイヤに向く人向かない人
ここまでジムニーにおすすめのオフロードタイヤをご紹介してきましたが、「見た目がカッコいいから!」という理由だけで選んでしまうと、後悔するケースもあるのが正直なところ。
タイヤは見た目だけでなく、用途やライフスタイルに合っているかどうかが超重要です。
そこで、オフロードタイヤに向いている人・向いていない人を簡単にまとめました!
オフロードタイヤは、種類によっては価格が高くなったり、タイヤが重くなることで燃費が悪化するデメリットもあります。
ですが、逆にそれを補って余りあるほど、見た目のカッコよさや走破性を手に入れられるのが魅力。
「ジムニーを自分らしく仕上げたい」「自然の中を走る時間が好き」そんな方には、オフロードタイヤはきっと楽しい相棒になるはずです!
街乗り派におすすめのオフロードタイヤ2選


BFグッドリッチ オールテレーン T/A KO2
迫力満点の見た目+走行安定性で定番人気!


このタイヤは、A/TタイヤでありながらM/T並みのゴツゴツ感が魅力!加えて、ホワイトレターの映え感もあり、足元がグッと引き締まります。
私も過去に1年ほど装着していましたが、純正車高との相性も良く、ジムニー全体のバランスも抜群でした。
唯一のデメリットは「重量」。
他のタイヤよりもやや重く、走り出しに“もっさり感”を感じる場面もありますが、オンロード・オフロードともに安心して走れる頼もしさはピカイチ!「燃費よりも見た目と走行性能重視!」という方には間違いなしの1本です。
TOYO オープンカントリー R/T
軽快さとオフ感を両立した“街乗り派の最適解”!


もしあなたが「燃費も少し気になる」「だけどゴツさも欲しい」と思っているなら、このTOYOのR/Tタイヤがぴったり。
実はこのタイヤ、BFグッドリッチよりも1本あたり約2kgも軽量!その分、走り出しがスムーズで街中でもストレスなく運転できます。
見た目もオフ感バッチリで、ホワイトレター仕様もラインナップ!「快適性も見た目も、どっちも捨てたくない」という欲張り派にこそおすすめです!
街乗り中心でも、妥協しないジムニーライフを!
- 迫力と安心感なら → BFグッドリッチ KO2
- 軽快さとデザイン性のバランスなら → オープンカントリー R/T
それぞれの良さを知って、自分の走り方や価値観に合った1本を選んでくださいね!
まとめ:純正車高でも選べる!ジムニー向けオフロードタイヤ


今回は、純正車高のままで装着できるジムニー向けのオフロードタイヤについて、代表的な4種類(M/T・A/T・R/T・H/T)の特徴と、タイプ別におすすめモデルをご紹介しました。
ジムニーは年々パーツの選択肢が増えており、タイヤ選びもどんどん奥深く、楽しくなってきています。
ただし、外径サイズには注意が必要!
純正車高では690〜720mmの範囲内に収めることがポイントです。
最終的には、「どんなジムニーライフを送りたいか」がタイヤ選びのいちばんの基準。
あなたのライフスタイルや走行シーンにぴったりな一本を見つけて、見た目も性能も“自分好みのジムニー”に仕上げてくださいね!
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タイヤを変えたらホイールも見直そう!
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見た目だけじゃなく、タイヤとの相性・軽さ・耐久性なども大事なポイント!おすすめのホイールをタイプ別にご紹介します。


リフトアップしたけどバランスが悪い…?
その原因、タイヤサイズかもしれません!
リフトアップ後、「何か見た目のバランスが悪い…」と感じた方いませんか?
それ、リフト量に対してタイヤサイズが合っていない可能性があります。
実際の失敗談を交えながら、ベストなサイズバランスを解説しています!


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