ジムニーのステアリングダンパー交換でハンドルの戻りの悪さを劇的に改善！

本記事では、「ジムニーのハンドルの戻りの悪さを改善」するため、純正のステアリングダンパー（ステアリングの挙動を安定させるパーツ）を、シーエルリンクさんの「4WAY ステアリングスタビライザー」に交換したので、その後のリアルなレビューを紹介します。

この項目に1つでも当てはまる方は、是非最後まで読んでいただき「ステアリングスタビライザー」という商品に少しでも興味をもっていただけると嬉しいです。

ステアリングダンパーとステアリングスタビライザーの違い

ジムニーに初めから取り付けられている純正の「ステアリングダンパー」と、今回交換した「ステアリングスタビライザー」似ているようで明確な違いがあるので簡単にご紹介します！

ステアリングダンパー

まずは、ジムニーの純正パーツとして装着してある「ステアリングダンパー」通称ダンパーと呼ばれるもの。

ステアリングの直進安定性を向上する為のパーツです！このダンパーがあることで、ジャダー現象（ハンドルの振動や揺れ）の抑制を行い、より安全で快適な運転が可能になります。

要するに、「ハンドルの動きをスムーズにし運転を楽にするための重要な部品」ですね！

ステアリングスタビライザー

今回、交換を行ったのがシーエルリンクさんの「ステアリングスタビライザー」

機能としては、ステアリングダンパーと同様にハンドルの振動や揺れを抑制し直進安定性を向上する効果にプラスして、「ハンドルを左右に切った時にステアリングをセンターに戻す機能」を持たせたものです！

 見た目上の違いとしてはスプリングが有るのがステアリングスタビライザー（通称スタビ）と呼ばれる物で、スプリングが付いて無い物がステアリングダンパー（通称ダンパー）です。

このスプリングの反発力を利用してハンドルをセンターに戻すということですね！

シーエルリンクのステアリングスタビライザー

ジムニー純正や他社で取り扱われている製品は、ステアリングダンパーが多いのですが、シーエルリンクさんの製品は先ほど、説明したスプリングが付いたステアリングスタビライザーです。

スプリングがあることで、ハンドルを左右に切り込む時に大きな抵抗を生み出し、車がまっすぐ進む直進性が増すことで、ジャダー現象（ハンドルの振動や揺れ）の抑制にも効果を発揮します。

また、ハンドルを左右に切り込んだ状態からセンターに戻すときには、スプリングの力によってハンドルが元の位置に戻ろうとする力が働くので、ハンドルから手を離すだけでスムーズにハンドルがセンターに戻り、運転の安定性と快適さを向上させる役割を果たします。

より詳しい説明については、シーエルリンクさんの動画でも紹介してあるので、是非！実際の動きなどチェックしてみてください！

取り付けは、純正のステアリングダンパーを取り外し、本製品（ステアリングスタビライザー）に取り替えるだけなので、作業に自信のある方はご自身で交換してみても良いかもしれません。

私はもちろん！安全第一なので専門のショップに取り付けをお願いしましたので本記事では、取り付け後のリアルなレビューを中心ご紹介させていただきます。（取り付けから8ヶ月経過しての記事となります）

ジムニーへステアリングスタビライザー取り付け後

交換前のステアリングダンパーには無かったスプリングが付いてますね！しゃがみ込んで見ないと見えないカスタムパーツですが、スプリングが付いたことで見た目の印象も変わっていい感じです。

写真を見てお気づきの方もいるかるかもですが、参考までに私のジムニーはシーエルリンクさんの2インチのリフトアップキットを装着しております。

それではお待たせしましたが、ダンパーからスタビ交換後のレビューに移らせていただきます！

ステアリングダンパー交換後の効果

ステアリングスタビライザーに交換して走ること8ヶ月…もうあの頃には戻れない。。そんな感じです！

高速道路を使う長距離運転をすると良く分かるのですが、純正のステアリングダンパーの時と比べて、ハンドルが明らかに安定し直進性が増しているので疲れの軽減に繋がっています。

また普段の街乗りでは、交差点を曲がる時はもちろん、カーブの多いクネクネした坂道や、ハンドルの切り返しを行う駐車時も「ハンドルをきれば戻る」状態となり運転が本当に楽になりました。（普通の乗用車だと当たり前のことなのですが。。）恐らく交換後の違いは、誰でも実感出来るカスタムパーツです。

今、この記事を読んでいる方の中には、日々のジムニーの運転に慣れてしまい、ハンドルの戻りの悪さが当たり前の感覚になっている方もいるかもしれませんが、そんな方にこそ是非体感してほしい！

ステアリングスタビライザーに交換する事で普段の街乗りが快適になったり、ドライブがより楽しくなる満足度の高いカスタムなので、これを体感するともう交換前の状態には戻れない！そんな運転がより楽しく快適になるジムニーのカスタムパーツです。

ステアリングスタビライザーのデメリットと注意点

気になるデメリット

ステアリングスタビライザーはメリットが多いカスタムパーツですが、強いてデメリットをあげるとすれば、純正のステアリングダンパーと比べると、スプリングが付いたことで抵抗が強くなるので、ハンドルを左右に切る操作は若干重たくなります。

個人差もあると思いますが、私は交換後のハンドルの程よい重たさが安定感も感じられるので好みだったりします。

あとは、お値段以上のカスタムパーツだと実感していますが、値段がそれなりすることでしょうか。
私の場合、取り付け工賃が5000円程かかりましたので、結果的に商品代と合わせると4万円ぐらいのカスタムとなりました。

注意点

ハンドル操作に繋がるカスタムパーツなので交換作業に少しでも不安のある方は、無理をせず専門のショップに取り付けをお願いしましょう！誤った取り付けで効果を感じることが出来なかったり最悪の場合事故につながる可能性もあり得るパーツです。

注意事項

※本製品を2024年3月28日までに購入して取り付けを行っている方へ
本製品のパーツ「ステアリングスタビライザーの付属パーツ（ボールジョイントブーツ）劣化に関する事例」に対してのリコールがありましたので詳細については下記のシールリンクさんのサイトでご確認ください。

https://cllink.jp/view/news/20240712111707

今回、たまたまショップのお知らせを目にして気づきましたが、恐らく破損したことに気づかず乗り続けている方も沢山いるのではないでしょうか。。私もそのひとりです。

お知らせを受け、確認したところ写真のとおりボールジョイントブーツが破けてましたので、早々にパーツ交換を行い現在は問題なく快適走行できております！今後、購入を検討される方につきましては、リコール対象外となるので安心してご利用いただけると思います！

以上でジムニーのステアリングダンパー交換のレビューを終わりたいと思います！